京成杯AH・朝日CC・セントウルSの回顧です。
![]() 【京成杯AH】 予想はこちらでした。 ◎タマモナイスプレイは6人気6着でした。関屋記念に続けて◎を打ち2連敗、ちょっと把握しにくい厄介な馬になってしまいました。左回り芝マイル重賞に強いフジキセキ産駒ですから、そこに敗退理由を求めることもできますが、それは予想の段階で考慮していたことなので、完全にこの馬の適性を見誤っていると言えます。どこか別の条件で◎を打って、これまでの拙い予想を払拭できたらいいのですが。 1着ザレマは無印(無視)でした。前走のクイーンSに引き続き、無印(無視)で連対されるという、厳しい結果になりました。今年の京成杯AHも、展望で述べたような持続型ラップとなりましたが、過去に当馬が連対した京都牝馬S、阪神牝馬S、クイーンSのいずれも持続型ラップでしたので、こうしたレースには向くという認識を持っておかなければなりませんでした。 また、開催傾向として、ダンスインザダーク×米国血統配合が芝全距離で3頭出走し、2勝(いずれも1600m)、9人気2着(2000m)と活躍しました。勝ち味に遅い当馬が勝ちきったのは、開催傾向の後押しもあったと思います。 2着アップドラフトは母父レッドゴッド(RG)系でした。展望で最注目血統としてRG系を挙げておきながら、母父RGの当馬に印を打てていないのですから困りものです。母父RG系はこれで2年連続2ケタ人気の激走馬を出したことになります。昨年のレッツゴーキリシマは父ノーザンテースト(NT)系の影響が強かったと考え、母父RG系をそれほど重視しなかったのが無印だった理由です。 父サンデー(SS)の強い重賞において、年を経て母父SSの活躍へとシフトしていく重賞がありますが、京成杯AHも、父RG系の活躍から年を経て母父RG系にシフトしていく匂いを感じます。父RG系ではバゴ産駒が上々の滑り出しを示していますが、バゴ産駒の古馬が当重賞に出走してくるようになるまでは、母父RGには注目していきたいですね。 【朝日CC】 予想はこちらでした。 ◎コスモプラチナは逃げたものの15着と大敗でした。騎手のコメントで、マーメイドSのような行きっぷりではなかったということでした。負けるときは大きく負ける馬なので、また条件があうレースなら買える要素はあると思います。 勝った△キャプテントゥーレは阪神血統データ分析で述べたように、重賞傾向というより先週の開催傾向が大きく味方しました。次走以降人気なら嫌ってみるのも面白いです。 【セントウルS】 予想はこちらでした。 ◎スリープレスナイトは2着でした。あの馬体・レース振りで何とか2着を確保したのは、この馬の底力ともレース適性ともいえると思います。 消したアルティマトゥーレに快勝されてしまいました。朝日CCのキャプテントゥーレもそうですが、先週はこの配合が軒並み良かったです。この傾向については日曜の開催傾向記事でふれましたが、土曜終了時点ではっきりとつかめていなかったので駄目ですね。完敗です。 この開催傾向が大きく味方したのは確かですが、それが無くてもどうだったかという走りをされてしまいましたね。ただ4F目で10秒台が出ていないように、ただここ2年と比べると持続力が問われた割合は低かったのではないかと思います。 |
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200909141200 |
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