◎
リーチザクラウンは
サンデーサイレンス(SS)系×
ボールドルーラー(BR)系です。
07年の2着馬アサクサキングス(5人気)・08年の1着馬ディープスカイ(1人気)と共通するのが、ダービーで連対し、
サンデーサイレンス(SS)系の血と、
ボールドルーラー(BR)系の血を2本以上持つ点です。
きさらぎ賞も
ボールドルーラー(BR)系の血の重要度が高いレースで、07年の勝ち馬が先述のアサクサキングス、08年の勝ち馬が先述のディープスカイと同じ
アグネスタキオン×
ダンチヒ(DZ)系でした。
つまり「きさらぎ賞で結果を出した、
ボールドルーラー(BR)系の血を持つ馬・血統は神戸新聞杯で狙える」といえます。
リーチザクラウンは、きさらぎ賞で◎を打って快勝しました。この馬はダービーもそうですが、
ボールドルーラー(BR)系の血が重要なレースではしっかり力を発揮できています。
ちなみに土曜の阪神芝では
ダンスインザダーク産駒が爆発しましたが、これ以外の勝ち馬もすべて
ヘイロー(HL)系×
ニジンスキー(NJ)系の種牡馬でした。これに該当する
スペシャルウィーク産駒である点もいいですね。
○
アプレザンレーヴは
シンボリクリスエス産駒です。
シンボリクリスエスは母父が
ボールドルーラー(BR)系で、昨年のこのレースで15人気5着があります。
今年のきさらぎ賞で
リーチザクラウンの2着に入ったリクエストソングは、
シンボリクリスエス×
グレイソヴリン(GS)系で当馬と同じです。
▲
トライアンフマーチは
サンデーサイレンス(SS)系×
リファール(LP)系です。
展望で注目したように、過去
サンデーサイレンス(SS)系と
リファール(LP)系の血を併せ持つ馬が2頭好走していますが、
ボールドルーラー(BR)系の血のほうが重要度が高いと見てこの評価にしました。
△
セイウンワンダーは、
グラスワンダー×
サンデーサイレンス(SS)系です。
この配合は今年のきさらぎ賞で人気薄で3着に入ったエンブリオと同じです。
アントニオバローズは
サンデーサイレンス(SS)系×
キングマンボ(KG)です。
過去の傾向からは特にありませんが、同じ配合のスズカマンボが阪神の芝中長距離を得意としていたので適性的には問題ないでしょう。
アンライバルドは、皐月賞で見せた抜群の瞬発力がどう出るかです。
ボールドルーラー(BR)系の血が重要なレースは、持続力が問われるレースということで、ちょっとイメージ的にあいません。今年の皐月賞は後方待機馬が上位を独占した特殊なレースでもありました。
そこまで積極的な消し材料はないですが、人気馬に◎を打っていることもあり印は打ちません。
◎13リーチザクラウン
○2アプレザンレーヴ
▲7トライアンフマーチ
△11 8