Hペースを誘発してくれる爆薬であったヒカルオオゾラが回避したことにより、
Sペースになる可能性が高くなりました。しかし今年の毎日王冠は11頭立てで4頭の
グレイソヴリン(GS)系がいますが(
GSの影響の強い
タニノギムレット・アドマイヤベガを含む)、前売り1・2人気を含み上位人気馬が多いです。
スプリンターズSでは、◎を打った逃げ馬ローレルゲレイロ自身が上がりのかかる展開をもたらすという考察から、「上がりのかかる展開」を想定して予想を組み立てられました。しかし今回は、
Sペースの可能性は高いですが、仮に
グレイソヴリン(GS)系に◎を打ったとしても、その馬が必ず
Sペースをもたらすだろうという考察ができません。
そこで、
Hペースと
Sペースはあくまでフィフティフィフティと割り切り、であれば上位人気の
グレイソヴリン(GS)系が総じて危うくなる
Hペースを想定し、
リファール(LP)系・ニジンスキー(NJ)系・ダンチヒ(DZ)系狙いで的中した時の見返りが多い方を選択するべきと判断しました。今回に関しては、「予想」というより「賭け」の性質が濃い記事なので、その点をご了承ください。
◎
サンライズマックスは、
ステイゴールド(SS系)×
ダンシングブレーヴ(LP系)です。天皇賞春4着により、
リファール(LP)系の適性を発揮できる馬と判断しました。
Sペースだった昨年の14着を気にする必要はありませんし、成長してから追って味のある末脚を披露するようになる
ステイゴールド産駒です。前売り6人気なら単勝を狙いたいです。
○
ウオッカは
タニノギムレット(BT系)×
ネヴァーベンド(NB)系です。
グレイソヴリン(GS)系の中から1頭だけ印を打ちます。
▲
ナムラクレセントは
ダンチヒ(DZ)入り
サンデー(SS)×
パーソロン(PS)系です。菊花賞、阪神大賞典の長距離重賞で3着したこと、前走1800mのHペースを差し切ったことなどから、◎が来る展開であれば一緒に突っ込んでくる可能性が高いです。
ダンチヒ(DZ)の血もいいです。
△はなしです。
◎10サンライズマックス
○6ウオッカ
▲11ナムラクレセント