![]() 府中牝馬Sは先週の毎日王冠と同じコースで行われます。基本的に2週続けて同じコースで行なわれる重賞は傾向の連動性があることが多く、この2つの重賞は開幕2週での施行なのでその度合いも大きいと思われます。 毎日王冠では、以下のように分析しました。詳しくは展望をご覧ください。 前半1000m通過のタイムにより大まかにハイペース・スローペースを分類し、それぞれに向いた血統を指摘しました。 『Hペースならリファール(LP)系・ニジンスキー(NJ)系・ダンチヒ(DZ)系』 『Sペースならグレイソヴリン(GS)系』 では府中牝馬Sも同様に見ていきます。 ただこのレースは牝馬限定戦ということで、2つのペースを分ける基準タイムを1秒ほど遅く設定しました。 赤字が59.9秒以下 H(ハイ)ペース 青字が60.0秒以上 S(スロー)ペース 1.Hペース(97 01 04 07 08年) 97・04年と父ニジンスキー(NJ)系が2勝しています。07・08年もリファール(LP)系・ニジンスキー(NJ)系・ダンチヒ(DZ)系を持つ馬が上位に来ており、毎日王冠と同様の傾向と見ていいと思います。 2.Sペース(98 99 00 03 05 06年) 03年は前半1000m通過のタイムは最速ですが、2番手以下を大きく離して逃げたスマイルトゥモローのみが刻んだタイムなので、2番手以下はスローとみてこちらに分類しています。 父グレイソヴリン(GS)系が2勝をあげ、2着2回・3着1回と好成績です。こちらも毎日王冠と同様の傾向を示しています。 以上より同様の狙いが成り立ちそうです。先週は射幸心に負けて無理なHペース狙い(期待)で散りましたが、Sペースの結果としてはほぼ予想通りでした。 さて今年のペースはどちらでしょうか。 登録馬にさしたる逃げ馬が見当たらないので、現時点ではSペースではないかと思っています。 となると、やはりグレイソヴリン(GS)系から本命はとることになります。 今年の登録馬で純粋な父グレイソヴリン(GS)系は、サンレイジャスパー・トールポピーです。 サンレイジャスパーはすでに好走があり、年齢的にもピークを過ぎた印象です。 ということでトールポピーを注目馬とします。 また毎日王冠でSペースの年はオークス好走血統が走りやすいと指摘し、今年もその範疇に入る結果でした。当馬は実際そのオークスを勝っており、この点でもいいと思います。早熟説が一般的なようですが、復活も期待できますね。 逆にHペースになると走りやすいのはどの馬でしょうか。 すでに昨年同じペースで馬券圏内の、カワカミプリンセス・ベッラレイアは崩れにくそうです。同じく人気が予想されるリトルアマポーラも血統的には似たタイプで、こちらのペースのほうが走りやすいでしょう。 先週の毎日王冠とは逆で、Sペースになったほうが波乱の目は大きそうですね。 |
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200910141800 |
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