【秋華賞】・【府中牝馬S】・【デイリー杯2歳S】の回顧です。
![]() 【秋華賞】 予想はこちらでした。 ◎クーデグレイスは7人気で4着でした。 奇しくも印を打った3頭がレースを引っ張る形となり、前半1000m通過が58.0秒と史上最速でした。 12.3-10.3-11.4-11.9-12.1-12.8-12.2-12.0-11.6-11.6 逃げた△ヴィーヴァヴォドカと2番手の○ワイドサファイアを含めたこの3頭は瞬発力勝負には分がなく、ハイペースに持ち込んだこと自体は間違いではなかったと思います。 ただ前半が速過ぎたために1000m通過後の1Fを12.8秒と緩めざるを得ず、後続馬がそこで脚を溜められた結果、ラスト2Fの時計が速い瞬発力が活きる秋華賞になってしまいました。願わくは前半1000mをもう0.5秒くらい遅く入って、その分緩みのない持続的な流れに出来ればよかったのですが、なかなかそう上手くはいきません。 3番手につけたクーデグレイスは厳しい流れの中でよく走ったと思います。ハイペース自体は予想したもので、正攻法の競馬で破れたなら納得のいく敗戦でした。リファール(LP)系をはじめとしたこの血統の良さは出せたレースでした。 軽視した3頭の上位人気のサンデーサイレンス(SS)系に先着されました。レッドディザイア・ブエナビスタは実力的に抜けているのは明らかですが、上で述べたようなペースの利に加え、内をついたことでその瞬発力が活かせたのも事実だと思います。 この2頭はともかくブロードストリートとの着順をひっくり返せなかったのは、素直に敗北を認めるしかないですね。不利がありましたがこの馬も内をついたもので、ジェルミナルのように外を回させられるともう少し際どい勝負が出来たかもしれないのですが。四位騎手を筆頭に上手く乗られましたね。 まあタラレバは色々ありますが、そのような条件が付随するということは力的に見劣るが故なので、これは自己責任ですね。3頭は積極的なレースをしてくれたので悔いはなく、上位人気を倒しうる存在としてクーデグレイスでチャレンジしたこと自体は納得しています。 【府中牝馬S】 予想はこちらでした。 ◎トールポピーは5人気で12着でした。 スローペース想定の予想で、1000m通過が58.0秒のハイペースとなった時点でアウトでした。ペース読みの甘さが出て完敗です。先週の毎日王冠はどスローで、東京芝1800mのペース読みの難しさを痛感しました。 牝馬限定重賞はときに、おもむろにハイペースになることがありますね。女同士のほうが意地を張り合うのでしょうか。今回はこれを読めなかったことで、ここで終わってしまいました。 上位3頭は後方待機馬が占めました。11秒台のラップが最後まで続き、このようなラップを得意とするダンスインザダーク産駒で、秋華賞2着のムードインディゴが勝ったのは頷けます。 【デイリー杯2歳S】 予想はこちらでした。 ◎タガノエリザベートは9人気で6着でした。 上がり3Fは最速タイの33.8秒ですが、如何せん位置取りが後ろすぎでした。前走1400mで押していって引っ掛かったので、無理して行けなかったようですね。この血統特有の気難しさが出てしまい、これが敗因となりました。 ○リディルはしっかり勝利しました。 出遅れた3着ダノンパッション、4着ダイワバーバリアンは、同コースでもサンデーサイレンス(SS)系×ミスタープロスペクター(MP)系の成績がよいシンザン記念に出てくれば有力な存在になりそうです。 |
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200910182120 |
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