過去に行なわれた【富士S】の血統データから血統傾向を見ていきます。
『
サンデーサイレンス(SS)・
ニジンスキー(NJ)系・
セントサイモン(ST)系』
過去の富士Sの血統データ(8年分)

富士S登録馬の血統

まず目に付くのが、
サンデーサイレンス(SS)と
ニジンスキー(NJ)系の血をもつ馬が3勝をあげていることです。
05年 1着
ウインラディウス (3人気)
07年 1着
マイネルシーガル (4人気)
08年 1着
サイレントプライド (4人気)
ヘイロー(HL)系と
ニジンスキー(NJ)系という観点で見ても、
マイケルバローズが7人気で2着しています。
富士Sは前半1000mが58秒前後で道中は緩まず、上がり1Fが12秒台とかかることが多いレースです。
同じ東京マイル重賞の中でも、レースの質が似ていて
血統的な共通点を感じるのは、NHKマイルCと東京新聞杯です。
東京新聞杯では
サンデーサイレンス(SS)系×
ニジンスキー(NJ)系が人気薄の
ウインラディウス・フジサイレンスで2勝しており、NHKマイルCでも今年同配合の
ジョーカプチーノが勝利しています。
ということで、この3つのレースで好走している血統を中心に狙います。
NHKマイルCと東京新聞杯の最重要血統は、
サンデーサイレンス(SS)系で
セントサイモン(ST)系の血を併せ持つ馬です。
昨年富士Sを制した
サイレントプライドはこの条件も満たしており、ここからも共通点を見出せます。
では今年の登録馬で注目馬をあげていきます。
サイレントプライドは
サンデーサイレンス(SS)・
ニジンスキー(NJ)系・
セントサイモン(ST)系を併せ持ち、昨年このレースを制しました。
父ヴァイスリージェント(VR)系もNHKマイルCの好走血統で、昨年は勝つべくして勝ったと言えます。
レッドスパーダは自身がNHKマイルCで好走しており、
父タイキシャトルは
ヘイロー(HL)系×
ニジンスキー(NJ)系なので、まずまずの適性を見込めます。