![]() ファンタジーSの過去の成績を見てまず気づくのが、父か母父サンデーサイレンス(SS)系の成績が著しくないことです。通算3-2-3-38です。 また近年の勝ち馬の血統が、スプリンターズSの勝ち馬の血統と共通するものがあります。 ファンタジーS →スプリンターズS 05年 ヴァイスリージェント(VR)系×ミスタープロスペクター(MP)系 →06年 ミスタープロスペクター(MP)系×ヴァイスリージェント(VR)系 06年 アストンマーチャン →07年 アストンマーチャン 07年 クロフネ産駒 →08年 クロフネ産駒 08年 リファール(LP)系×ニジンスキー(NJ)系 →09年 リファール(LP)系×ニジンスキー(NJ)系 ここ4年続けてファンタジーSの勝ち馬・血統が、翌年のスプリンターズSで勝ち馬となっています。 スプリンターズSは、上がりがかかるレースになるとサンデーサイレンス(SS)系が来れないレースです。 ではファンタジーSはどうでしょうか? サンデーサイレンス(SS)系が勝った01・02・04年は、前半1000mの通過が58秒台中盤で、上がり1Fがそれほど落ち込まない年でした。 それに対し非サンデーサイレンス(SS)系が勝った中で、05・06・07年は前半1000mが58秒を切る流れで上がりがかかっていました。アストンマーチャンは性能が違ったので、ほとんど落ちずに押し切りましたが。 昨年は超スローで、開催傾向で絶好調だったリファール(LP)系が勝ったのであまり参考にならないかもしれません。 ということで、流れ次第な点も含めてやはりスプリンターズSと同様に考えていいのではないでしょうか。 さて今年がどちらのペースになるかです。 サンデーサイレンス(SS)系の出走馬が多いので、ペースが速くなったほうが馬券的には妙味がありますね。 希望的観測はおいておいてもハイペースになりそうな要素はあります。 昨年は超スローでしたが、05-07年と3年連続で速いペースになっていることがまずひとつ。 またりんどう賞からの臨戦が多いレースですが、今年のりんどう賞は前半1000mが57.3秒とハイペースで、そこで先行した馬がほとんど出てきます。内・外回りの違いはありますが、極端に遅くなることは考えにくいといえます。 ということでハイペース想定で、非サンデーサイレンス(SS)系から注目馬をあげておきます。 スプリングサンダーは、ヴァイスリージェント(VR)系のクロフネ産駒です。母父ミスタープロスペクター(MP)系との配合で見ても、ファンタジーS・スプリンターズSに共通する好走血統です。 ラブグランデーはダンチヒ(DZ)系×ヌレイエフ(NV)系で、サンデーサイレンス(SS)系が走らないレースのうほうが走りやすい血統です。 |
||
![]() |
||
200911061400 |
![]() |
![]() |
|
COMMENT |
管理者だけに閲覧 | ||
![]()
|
||||||||||||||||||||||
![]() |
![]() |
|||||||||||||||||||||
TRACKBACK |
| 血統適性blog |
|
copyright © 2006 血統適性blog all rights reserved. template by [ALT -DESIGN@clip].