【京都金杯】の血統データから血統傾向を見ていきます。
『
父グレイソヴリン(GS)系』
『ダート実績と血統』
過去の京都金杯の血統データ(10年分)

展望をやっている時間ではありませんが、途中まで書いたものがあったのでご参考までに。
予想は夜遅くか、明朝になってしまうと思います。
『京都金杯の
父グレイソヴリン(GS)系』
父グレイソヴリン(GS)系が3勝2着2回と好調です。
ゴッドオブチャンス・サイドワインダー・マイソールサウンド・タマモサポートが好走しています。
昨年も狙いましたが、◎
バトルバニヤン・〇
タマモサポートと軸を間違いました。それでも〇が7人気で勝ったので、方向性は合っていました。今年も同じ狙いでいいと思います。
また08年9人3着した
カネトシツヨシオーも母父と父母父が
GSと
GS色が強い馬です。
父GSが良いレースは、
母父GSも追随することがあるので注意したいところです。
今年は父では
サンレイジャスパー・タマモサポートの2頭です。
母父では
トレノジュビリー・ヤマニンエマイユ・フィールドベアーが該当します。
『ダート実績と血統』
当重賞は
ダートでも好走しそうな血統の好走が多く、実際
ダート勝ちの実績がある馬のほうが成績がいいです。
ダート勝ちのクラスは下級条件でもよく、むしろデビュー後ダートで勝ち上がって芝に路線変更してくるタイプが多くなっています。
上記の血統データにダート実績の有無も表記しました。
基準は当レース前までに
○→ダート勝ちの実績あり
△→ダート戦経験なし
×→ダート戦に出走があり勝利なし
激走の多くは○から出ており、07年の7人気1着の
マイネルスケルツィは△でしたが、このレース後ダートのオープンに勝ちました。06年6人気1着の
ビッグプラネットも△でしたが、全弟はダートでOPまでいったようにダート的な血統背景はありました。
△は人気敗退が多く、それらのグループは血統的には
サンデーサイレンス(SS)系のダート色が薄い馬が目立ちます。
ロサード・モノポライザー・ダイワエルシエーロ・オレハマッテルゼ・ディアデラノビア・アドマイヤオーラ(昨年)などがあてはまるかと思います。
逆に
SS系では○がつき、
アルビレオが2年連続で激走しているように、ダート馬が出やすい
SS×
ヌレイエフ(NV)のような血統のほうが良いです。
今年は○がつくのは、昨年駄目だった
ヤマニンエマイユしかいません。
ただ本来京都マイル重賞では、
サンデーサイレンス(SS)系が優位なキレ優先のレースが多いなかで、この重賞はちょっと違ったタイプであるのは確かです。その点は考慮したいですね。
その
SS系ですが、人気を集める
スマートギアの評価が鍵になります。
キレるタイプではないと思っていますが、ダート色の強い血統でもありません。
難しいですが、マイルの流れでいつものような脚が使えるのかどうかですね。
もうちょっと考えたいと思います。