![]() 『米国タイプのレースで能力が開花する馬』 展望その1では、ダート重賞の米国型or日本型血統分類の考え方をもとに、今年も米国型のレースになると予想しました。 サクセスブロッケンは昨年の覇者であり、今年も有力ということは前提で、その他の注目馬をみていきます。 テスタマッタは、昨年2着のカジノドライヴと同じ父ボールドルーラー(BR)系です。 同馬と比べると、昨年鍵になったヴァイスリージェント(VR)系が入っていないのがどうかですが、母父が米国ダート血統のブロードブラッシュなので補えると思います。 この血統は日本のダート重賞では向いた条件のレースが少ないのが特徴で、昨年のサクセスブロッケンのようにここで一気に能力開花させる馬を狙い打ちたいレースです。そういう意味では、昨年のブロッケンと戦績が似ているのもよいです。(ジャパンダートダービー制覇後はいまいちで、川崎記念3着からの参戦) 同コースの武蔵野Sで惨敗(11着)しているのを不安視する向きもありますが、このレースは自分の分類では完全な日本型の決着となり、米国型はすべて沈んだので度外視できます。現にブロッケンも当馬と1/2差の10着でした。 以上よりブロッケンとは走るポイントが近く、期待しています。 スーニは、昨年の1-3着馬がすべて持っていたヴァイスリージェント(VR)系です。 ボールドルーラー(BR)系も深いところですが、3本入っているのもよいです。 この馬は米国型のレパードSで好走、日本型のJCダートで惨敗しました。 今回は適性を上昇させるはずです。 『芝路線から参戦する馬の適性』 米国タイプのレースになると予想しましたが、米国血統を持っていれば芝馬でも好走できるかどうか、という点では疑問が残ります。 自分の分類では、日本型のレースは芝的なスタミナが問われるレースとし、米国型は純粋なアメリカダートに近いものと定義しているからです。 そこで問題となるのは、米国型のペースになったときにダート戦未経験が大きな弱点になるのでは、ということです。 というのも、芝のレースで米国型タイプのペースになることがほとんどないからで、ガリガリやりあうペースにいきなり対応するのは酷だと思うからです。 ダート初戦馬だけでなく、ダートに実績がある馬でも芝からの参戦で力を発揮できなかった馬がいたのは、このペースによるものも大きいのではないでしょうか。 リーチザクラウンは母系のボールドルーラー(BR)系色が強く、血統でいえば米国型に分類できます。 しかしこの馬はあくまで、サンデーサイレンス(SS)系&ボールドルーラー(BR)系が高適性のレースで結果を出しており、ボールドルーラー(BR)系単体では難しいと思います。 ザレマ・スーパーホーネット・ローレルゲレイロは特に強調点がなく、厳しいでしょう。 レッドスパーダは、メイショウボーラーと同じタイキシャトル×ストームキャットです。 唯一可能性があるとすれば、この馬だと見ています。 経験を重視して重い印は打たないと思いますが、芝路線からで印を打つのはこの馬だけになりそうです。 |
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