【京成杯展望その1】
過去血統データ
サンデー(SS)系が当重賞に出走してくるようになった1999年以降、東京で開催された2002年を除く近9年のうち8年間は
SS系が連対しています。ただし、今年の登録馬を見てもその過半数がSS系なので、考察の1点目は、中心視できるSS系はどのようなタイプかということになります。
ところで、過去9年の京成杯の勝ち馬は上位人気が占め、かつ、勝ち馬の父系に統一性がありません。よって、近年に穴をあけた馬の指向から重賞傾向を把握する方法をとりたいと思います。直近3年に穴を演出したSS系の馬に注目すると、ジリ脚の
スタミナ型SS系の代表格であるアドマイヤベガ産駒が5人気2着(06年)と9人気3着(07年)、上がりがかかる展開になったときに突っ込むベンチャーナインが昨年(08年)12人気で2着しています。
また、現在の中山T2000mの開催傾向に鑑みても、
スタミナ型ターントゥ(TT)系の範疇に入る馬、すなわち、ステイゴールド・マンハッタンカフェ・ネオユニヴァース・スペシャルウィークなどのスタミナ寄りの
SS系、及び
ロベルト(RO)系を中心に考えるのが得策といえます。
こうした重賞傾向および開催傾向を前提に、明日は「
スタミナ寄りのサンデー(SS)系」の中から、さらに絞った考察をしていきます。
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