【日経新春杯展望その1(過去の血統分析)】
過去血統データ

系統として目立つのは、
父ネヴァーベンド(NB)系、
サンデーサイレンス(SS)系×
ミスタープロスペクター(MP)系の配合です。
しかし今回の登録馬で、前者は昨年の3着馬で敢えて推すほどではなく、後者は該当馬がいません。
ということで系統ごとの細かい分類ではなく、当重賞の全体的な血統イメージを分析していきます。
まず、この重賞は他の芝長距離重賞と比較してもかなり
スタミナ寄りの血統が来やすいです。
しかもそれは
G1で勝負になるような、スタミナだけでなくスピードも兼ね備えたタイプではなく、血統的には重過ぎるぐらいのタイプに向いています。これはハンデ戦ということはもちろんあるでしょうが、このレースで好走した後にG1戦線で活躍する馬も少ないことから、G1とは違う要素が要求されると言えます。
京都の長距離重賞は菊花賞や天皇賞春と来る血統・馬がリンクすることが多いですが、日経新春杯にその傾向は見られません。
必然的に
G1で勝負になるような人気馬が負けやすく、G1では血統的に重過ぎるような人気薄が狙い目になります。これは過去の結果にも表れており、同じ系統の血統でも上記の傾向が出ています(下記参考)。
<参考>
[血統]
G1で勝負になるような人気馬/
G1では血統的に重過ぎるような人気薄[ダンスインザダーク(DD)]
ファストタテヤマ 2人気7着/
ダークメッセージ 9人気3着など
[ブライアンズタイム(BT)系]
シルクジャスティス 3人気6着/
エリモダンディー 2人気1着
バンブーユベントス 4人気1着
[ダンチヒ(DZ)系]
エアエミネム 3人気6着/
アンクルスーパー 10人気4着
マーブルチーフ 8人気2着 7人気2着
[リファール(LP)系]
ラスカルスズカ 1人気6着/
マーベラスタイマー 3人気1着
トップコマンダー 4人気1着
などです。
後に天皇賞春を勝つアドマイヤジュピタも昨年人気で敗退しています。
この重賞は条件戦からの好走も多いですが、スローのスピード勝負になりやすい条件戦で勝ちきれないような馬が、このレースでスタミナが問われ激走することが一因と言えます。
まとめ
G1では血統的に重過ぎてスピード負けするような脚の遅いタイプが狙い
明日は、今開催の京都芝コースの傾向から分析していきます。
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