【スプリングS】・【阪神大賞典】・【フラワーC】・【ファルコンS】
の回顧です。 『ローズキングダムの明確な敗因とは』 ![]() 【スプリングS】 予想はこちらでした。 ◎バシレウスは4人気で5着でした。 力は出し切った印象で、力負けですね。 もう少し強い傾向でないと厳しかったようです。 10人気で2着したゲシュタルトは拾えませんでした。 同じマンハッタンカフェ産駒のアロマカフェ(6着)に対抗を打っていたのもあったのですが、当馬は母母父がサドラーズウェルズ(SW)系で、昨年勝ったアンライバルドや今年のフラワーCで2着のコスモネモシンと同じサンデーサイレンス(SS)系でサドラーズウェルズ(SW)系を併せ持つ馬でした。 来年以降、このレースでは気をつけたいと思います。 ▲アリゼオが勝利しました。 前走共同通信杯が低適性で、今回は順当に適性を上昇させました。 △ローズキングダムは3着で連勝が止まりました。 いろいろ敗因が述べられていますが、自分は母父サンデーサイレンス(SS)の現在の中山芝1800mでの大不振が原因とみて間違いないと思います。 予想記事で危険点としてご紹介できたのはよかったです。(臆して△を打っていますが) このレースまでに0-0-0-13で人気敗退が実に7頭を数え、当馬が初めての圏内でした。 この馬は母父サンデーサイレンス(SS)が滅法強い東スポ杯2歳Sや、過去にこの血統馬が2勝していた朝日杯FS、そして今回を見ても母父サンデーサイレンス(SS)の適性が成績に直結する馬ですね。 今回のレースで能力的な評価を下げる必要はなく(逆にこの条件で勝たれたら化け物だと思っていました)、本番では母父サンデーサイレンス(SS)の適性をしっかり見極めて評価を下したいと思います。 【阪神大賞典】 予想はこちらでした。 ◎コパノジングー14人気で8着でした。 不安だった実績面でやはり、厳しかった印象です。 2・3着のジャミール・メイショウベルーガは母父サドラーズウェルズ(SW)系で、1着トウカイトリックは父エルコンドルパサーが自身の母父サドラーズウェルズ(SW)系の影響が強い種牡馬ということで、この血を持つ馬の上位独占でした。 サドラーズウェルズ(SW)系の傾向が出るレースの見極めには自信があるのですが、近年あまり出走がなく、この考えには思い至りませんでした。 展望では本番にはつながりづらいと述べましたが、2・3着馬は母父サドラーズウェルズ(SW)系が天皇賞の母系ポイントに当てはまるかどうかが鍵になりそうです。 母父サンデーサイレンス(SS)の、○アサクサキングス・▲ホクトスルタンは4・5着でした。 アサクサは見所はありましたが、休み明け・大幅馬体増が最後影響しました。 ホクトはピークを過ぎてしまったのかもしれません。 ともに天皇賞春では期待しづらいですね。 【フラワーC】 予想はこちらでした。 ◎イイデサンドラは7人気で9着でした。 重賞傾向ではなく、開催傾向の母父グレイソヴリン(GS)系狙いでした。 ところが今週はこの傾向がぴったり止んでしまい、9R・10Rでこの血統の有力馬が総崩れした時点でこの結果は覚悟しました。(詳しくは馬場分析で書きます) 傾向を見誤った自分の責任で、開催傾向の難しさを痛感しました。 ○オウケンサクラが快勝しました。 父レッドゴッド(RG)系で、07年12人3着のクロコレーヌとの血統的・ローテ的共通点を述べましたが、桜花賞の出走権利を得られたところだけが違いましたね。 10Rが終わった時点でこの馬から買い足そうとしましたが、裏切りになるので止めました。 今回は適性がなかった前走から大きく適性を上げられるとみていました。 スプリングSのアリゼオもそうですが、こういう馬を素直に本命にするのが賢いのかもしれませんね。 軽視したシンメイフジ・ベストクルーズは5・4着で、消しは成功でした。 フジが前に行くとは思いませんでしたが。 【ファルコンS】 予想はこちらでした。 ◎メイショウデイムは9人気で16着でした。 同じ狙いの○ドリームフォワードとともに、ちょっと見せ場がなかったですね。 人気敗退のジュエルオブナイルも含め、まだ完全なサンデーサイレンス(SS)系馬場ではなかったようです。 勝った△エーシンホワイティは、「サンデーサイレンス(SS)系でプリンスリーギフト(PG)系を併せ持つ馬」と展望であげておきながら、妙な理由で印を下げてしまいました(評価はB-でしたが)。 同じサクラバクシンオー産駒のエーシンダックマン・ダッシャーゴーゴーが人気敗退で、母父サンデーサイレンス(SS)の当馬だけ走ったということで、展望ポイントは間違っていなかったのですが。 ちなみに同産駒の1-3着独占だった07年で、4人気ながら10着に負けた馬がこの母父サンデーサイレンス(SS)系との配合でした。 この点からもサンデーサイレンス(SS)系の有無・馬場状態がやはりポイントでしたね。 なおこの条件下で先行して4着に粘った▲ダッシャーゴーゴーは評価していいと思います。 人気薄で2着したトシギャングスターも母父サンデーサイレンス(SS)でした。 ヴァイスリージェント(VR)系ということで無印でしたが、父系サンデーサイレンス(SS)系より母父サンデーサイレンス(SS)が力を発揮するレースだったようです。 いやー、4重賞は疲れますね。 当たらないと尚更です。 阪神大賞典はともかく、残り3つは勝ち馬を本命にすることも出来たと思い反省しています。 来週も4重賞かつG1で大変ですが、昨年◎ソルジャーズソングが激走してくれた高松宮記念は、特にしっかり分析できればと思います。 |
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