<桜花賞 プレ展望>
『欧州型ノーザンダンサー(ND)系との配合のサンデーサイレンス(SS)系』 <阪神牝馬S プレ展望> 『父サンデーサイレンス(SS)系の中からダート色の強いタイプを』 今開催の馬場傾向から重賞を展望します。 開催データのPDFファイルはこちらで公開しています。 ↓ ↓ ↓ 血統適性blog別館 詳細まで掲載しており、今何が来ているのか一目瞭然です。 では馬券の鍵となる注目血統をご紹介していきます。 ![]() <芝> ・1400m 先週は父サンデーサイレンス(SS)系が3連勝しました。 これまで好調だったアグネスデジタル産駒やキングカメハメハ産駒の成績が落ちてきていることからも、父ミスタープロスペクター(MP)系向きの馬場から父サンデーサイレンス(SS)系向きの馬場へと変化したようです。 父サンデーサイレンス(SS)系の中でも、母父ネイティヴダンサー(NA)系との配合がよく走っていました。 土曜5Rでオメガブルーベリーが2人2着、マーガレットSでナリタスプリングが10人3着、日曜11R千種川特別でゴールデンガッツが12人1着、ギンゲイが6人2着でした。 ・1800m 先週行なわれた3レースとも、父か母父がサンデーサイレンス(SS)系の馬がワンツーしました。 このコースは元来この系統が強いですが、それは相変わらずです。 その中でも、グレイソヴリン(GS)系を併せ持つタイプが好走していました。 土曜3Rでアスカトップレディ(父母父)が2人1着、土曜8Rでマイウエイ(父)が2人2着、ロードラテアート(母父)が10人3着、日曜9R難波Sでアヴェンティーノ(父)が16人5着でした。 ・2000m 先々週までは父ターントゥー(TT)系が圧倒的でしたが、先週行なわれた3レースは欧州タイプの父ノーザンダンサー(ND)系がすべて勝利しました。 明らかに傾向が変化しました。 さらにその3頭は、父か母父がサドラーズウェルズ(SW)系でした。 大阪杯のテイエムアンコールはこの影響も大きかったように思います。 同コースの前2レースを見た時点で違和感はありましたが、勝ち馬がともに1人気で、テイエムも相手にはあげていたので追記はしませんでした。 ただ今まで一度も勝っていなかった、父非サンデーサイレンス(SS)系が連勝したのは重く見るべきだったかもしれませんね。 前回のこの記事で、大阪杯の参考に明石特別を要確認と書きました。 他にもふれていた方がいらっしゃいましたが、1-3着の血統がほぼ同じで決まりました。 1着 オペラハウス産駒 2着 サンデーサイレンス(SS)系×ノーザンテースト(NT) 3着 ステイゴールド産駒 開催傾向の怖さがわかっていただけると思います。 自分も当たったからまだいいものの、もっと敏感に感じないといけませんね。 ・まとめ Bコース変わりで、各距離に傾向変化が見られます。 1400m・1800mはサンデーサイレンス(SS)系に、2000mは欧州型ノーザンダンサー(ND)系に有利な馬場になっています。 ただ1800mでは、難波Sを勝ったシルポートがホワイトマズル×サンデーサイレンス、2着のグローリーシーズがファルブラヴ×サンデーサイレンスでした。 あくまでサンデーサイレンス(SS)系が前提ですが、欧州型ノーザンダンサー(ND)系も勢力を伸ばしつつあるようです。 <ダート> 土曜は重馬場でスタートし、日曜は良馬場に回復しました。 このようにダートが乾いていく馬場というのは傾向が荒れやすく、目立った傾向は出ていませんでした。 <阪神牝馬S プレ展望> 『父サンデーサイレンス(SS)系の中からダート色の強いタイプを』 上でふれたように、サンデーサイレンス(SS)系×母父ネイティヴダンサー(NA)系が今の馬場ではベストです。 しかし残念ながら、登録馬で該当はありません。 先週の圏内馬の母父は、Zafonic・Woodman・アフリートなど、ダートが主戦場ながら、芝重賞でも活躍する産駒を送り出せる種牡馬です。 この点から、ダートっぽさを持ったタイプのほうがいいのではないかと思います。 ・アイアムカミノマゴ <アグネスタキオン×Danzig Connection> 母父がダンチヒ(DZ)系の中でもダート色が強いタイプです。 また母母父がMr. Prospectorでもあります。 同コースの重賞で好走しているので売れてしまうかもしれませんが、今の馬場には一番合っているといえます。 <桜花賞 プレ展望> 『欧州型ノーザンダンサー(ND)系との配合のサンデーサイレンス(SS)系』 各距離で傾向が変わった先週ですが、1600mは施行レースがありませんでした。 よって、現段階ではあくまで予見になります。 桜花賞前に2レース行なわれるので、それをしっかり見ることが大切です。 1回開催の頃に出ていた傾向はもう使えないとみていいと思います。 阪神の芝1400mは芝1600mとはあまり関連性がないことが多いので、1800m(もしくは2000m)のほうを参考にします。 1800mの傾向も含めて、やはりサンデーサイレンス(SS)系が中心になるのではと思います。 その中でも2000mで傾向が出ている、欧州型ノーザンダンサー(ND)系との配合が走りやすい馬場になっていると予想します。 ・コスモネモシン <ゼンノロブロイ×Singspiel> サンデーサイレンス(SS)系×サドラーズウェルズ(SW)系の配合です。 前2走の中山の馬場も確かにあっていましたが、上記のような欧州色の強い馬場なら再びいい条件になりそうです。 ・ワイルドラズベリー <ファルブラヴ×サンデーサイレンス> 父がファリーキング(FK)系で、母母父もニジンスキー(NJ)系です。 チューリップ賞の頃よりも、馬場状態はこの馬向きになってきていると思います。 ********************************************* もうひとつのポイントは、チューリップ賞・フィリーズRの頃と現在の馬場状態が異なるということです。 チューリップ賞は、キングカメハメハ産駒絶好調時に行なわれました。 1400mでも敗退が目立ち始めたように、1600mでも今はその勢いに翳りが見られます。 ショウリュウムーン・アパパネ・エーシンリターンズ・レディアルバローザは、前走のようなアドバンテージはないとみるべきだと思います。 |
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201004060600 |
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