【アメリカJCC展望その2】
展望その1はこちら 展望その1のポイントは「ずばりアドマイヤベガ産駒」と「スピードの持続力で勝負するタイプのサンデー(SS)系」でした。 今日は、馬券になった馬の過去のコース距離実績と、当該重賞との相性について考察します。 アメリカJCCが行われる中山T2200mは、中山T1800mとT2500mの実績が反映します。この3つの距離を一括りにしてしまえば、「中山の非根幹距離」ということになりましょう。一般に、GⅠレースが多く組まれる距離である、1200m、1600m、2000m、2400mは根幹距離と呼ばれ、その隙間を埋める、1400m、1800m、2200m、2500mなどは非根幹距離と呼ばれています。血統でも、根幹距離での活躍が目立つ血統と、非根幹距離での活躍が目立つ血統とがあります。同じサンデー系でも、アグネスタキオンなら根幹距離が、ダンスインザダークなら非根幹距離が得意な傾向があります(阪神T1400mのダンスは有名です)。同様に、馬を個体として見た時に、非根幹距離での活躍が目立つ馬がいます。特に、「中山の非根幹距離」で走った馬は、その後も同条件で走る傾向があるのです。詳しくは、記事末の<参考>データをご覧ください。 したがって、出走馬のうち、「中山T1800、T2200、T2500で良績を残した馬」をチェックするのが展望その2のポイントになります。逆の見方をすれば、前走根幹距離のT2000mで施行された中山金杯で敗退した馬は巻き返しが期待できます。展望その1で挙げた4頭(アルナスライン、トウショウシロッコ、エアシェイディ、キングストレイル)は条件に合致します。それに加え、ネヴァブション、ドットコム、メイショウレガーロあたりでしょうか。前走中山金杯で最先着のマイネルキッツは、適性のない中で0.2差と頑張ってしまったので反動が心配です。 印は、土曜の夕方にアップします。 <参考>アメリカJCCの3着圏内の馬と、重賞実績、距離経験 95年 サクラチトセオー(中山記念) ホクトベガ(フラワーカップ) ステージチャンプ(日経賞) 97年 ローゼンカバリー(セントライト記念後に日経賞) シグナスヒーロー(中山T2500で2勝 後に日経賞2着) キングオブダイヤ(後に中山記念) 98年 メジロブライト(スプリングS2着 後に有馬記念2着) 00年 マチカネキンノホシ(前走中山T1800で勝利) 01年 アメリカンボス(中山記念2着 後に中山記念 有馬記念2着) ロードプラチナム(中山T2500で勝利) コスモブレイザー(前走中山T2500で勝利) 03年マグナーテン(毎日王冠 ジャパンC4着[中山T1800]) グラスエイコウオー(金杯5着から) アグネススペシャル(オールカマー2着、金杯11着からの巻き返し) 04年 ダンツジャッジ(ディセンバーS) ウインジェネラーレ(前走中山T2500で勝利 後に日経賞) ユキノサンロイヤル(ディセンバーS2着、金杯11着からの巻き返し) 06年 シルクフェイマス(有馬記念3着) フサイチアウステル(セントライト記念2着) 07年 マツリダゴッホ(前走中山T1800で勝利 後にオールカマー、有馬記念、日経賞、オールカマー、と中山重賞連勝) シルクネクサス(オールカマー2着) 08年 エアシェイディ(後に有馬記念3着) トウショウナイト(日経賞2着3回、金杯11着からの巻き返し) ブラックアルタイル(前走中山T2200で勝利) 1日1回応援クリックお願いいたします。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() |
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200901221534 |
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